hana_0401のブログ

現役高校生の知識と偏見が混ざった意見ブログです。間違った知識や偏った知識が多いと思いますがその際はご指摘いただけると幸いです。拙い文章ですが私の意見を書かせていただきますのでよかったら閲覧してください。

若者から見た投票率低下問題

皆様こんにちは、hana_0401です。
今回は【若者から見た投票率低下問題】について自分の意見を述べていこうと思います。良かったら最後まで閲覧してください。

【本題】
《問題提起》
さて、現代政治の大きな問題点である『投票率低下問題』ですが何故投票率が低下しているのか?と言う議論はさまざまな場所、さまざまな人からたくさん議論されている問題だと思います。今回は特に『若者の投票率低下』についてフォーカスを当てて話していきます。

現在の若者の投票率総務省のホームページから確認することができます。ホームページを貼っておくので皆さんも見てください。(https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/

総務省のホームページによると
 国政選挙の年代別投票率は、平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、10歳代が40.49%、20歳代が33.85%、30歳代が44.75%となっています。(全年代を通じた投票率は53.68%)
 また、令和元年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では、10歳代が32.28%、20歳代が30.96%、30歳代が38.78%となっています。(全年代を通じた投票率は48.80%)
と書かれており若者の投票率は低いと言うことが確認できます。

《問題の原因》
何故若者は投票に行かないのか。ズバリ「今の政治は若者の意見は必要ないから」と言うのと「選挙への行きやすさ」です。

ではまず「選挙への行きやすさ」と言うことについて。
先程の総務省投票率データを見ていると、平成17年から平成21年にかけて、20代から50代の投票率が大幅に増加していることが確認できます。これは2005年に地方議会選挙でインターネット投票が開始され2007年には国会議員選挙にもインターネット投票が開始されたタイミングと一致しています。
大幅に投票率が増加している20代から50代に対して、60代以上は増加幅は少ない事も確認できます。
この2つの情報が示唆している事とは、「今までは選挙に行きづらかった」と言う事です。ここで「選挙への行きやすさ」と言う問題は、インターネット投票によって解決します。
選挙に行きづらいと言う問題点は解決できた。さて投票率はここから上がっていくのか…と思いきや、平成24年度ではまた大幅に投票率が減少してしまいここからさらに投票率が低下していきます。
「選挙への行きやすさ」と言う問題を解決したのにも関わらず何故投票率は減少してしまったのか。これに2つの理由があります。
1つ目は、単純に「国民に認知されていないから」です。
2つ目は、最初にもあげた「今の政治に若者の意見は必要ないから」です。
つまり、「選挙への行きやすさ」と言う面を解決したところで根本的な解決に至っていないと言う事です。

そしてここまでの話を踏まえた上で「今の政治に若者の意見は必要ないから」と言うことについて。

この意見を見た皆さんは
「若者がみんな投票してくれれば若者の意見が反映される政治家が当選する!」
「若者が選挙に行かないから悪い!意見が必要ないんじゃなくて意見を発言していないだけだ!」
と思った方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、「若者が意見をしない」のではなく「若者が意見をしても意味がない」のです。

では何故、現代の若者は「若者が意見をしても意味がない」と思ってしまうのか。ここに若者の投票率低下問題の答えが詰まっていると私は考えます。
何故「若者が意見をしても意味がない」のか。それは政治家たちの政策を見れば自明の理です。
現在の政治家達の政策は、高齢者の為の政策がほとんどです。これは、高齢者の投票率が多いから高齢者の為の政策をすることは至極当然の事なんですが、政治家達が高齢者の為の政策をするのって「高齢者の意見を現実にする事が簡単だから」なんです。

高齢者の意見の大半は「老後を安定させたい」ですが対して若者の意見はさまざまで中には現実的ではないような意見もたくさん含まれております。一概に若者の為の政策といっても当てはまる人が少ない場合が多いんですよね。しかも、現代の少子高齢化を考えると母数が高齢者の方が多いです。
意見が統一されており政策として機能しやすい高齢者と意見が統一されていなくて政策として機能しにくい若者。
政治家が当選するためには、高齢者の政策をするのは当たり前ですよね。
つまり若者は「若者が意見しても意味がない」政治不信というよりは政治になにも期待していないといえます。

《問題を解決するためには》
問題を解決するには、現在の自分の身を守る事しかできない政治家がいなくなって本当に日本をより良い国にしたい!!と思っている人が議員になる事です。
今の議員の人で本当に日本をより良い国にしたい!と思っている人がいるのであればもっと若者に対する政策も増え若者の投票率も増えて全体的な民主主義国家の完成度も高くなるのですが、まぁ今の議員にそんな人がいたらとっくにこの問題は解決されています。(そもそも民主主義が不完全な思想であることはまた後々記事にしたいと思いますが。)
昨今のオリンピック問題で垣間見えた、保身的な動きしかできない政治家がみんな退職するのを待つ以外に方法はないのでまた時代が変わるのを待つしかこの問題を解決する方法はありません。(オリンピック問題についても後々記事にします)

さてここまでが私が考える「若者から見た投票率低下問題」でした。いかがでしたでしょうか?皆様の意見もコメントにでたくさんお待ちしているので是非コメントよろしくお願いします。
次の記事はなにを書こうかなと悩んでいるので書いて欲しい内容もコメントしてくれるとありがたいです。

最後まで閲覧ありがとうございました。また今度お会いしましょう。